今日は数ヶ月ぶりに癌治療後の経過観察として採血をしに行きました。
この頃は、コロナ自粛でなかなか都会には行けなかったので怖かったですが、岐阜県は落ち着いてたので助かりました。
採血だけなのですが、普段は混んでいるのに今回は早く順番が回ってきました。よく見ると採血の部屋が1つ増えている事に気が付いたのですが、やはりコロナが安定している今はそれなりに患者さんが増えているようです。
さて、結果は異常無しという事で一安心でした。
しかし、私は5月に行きたかったクリニックへの紹介状等も欲しかったので書いてもらうために待ったのですが、なかなか呼ばれずにいました。採血、診察、そして紹介状の受け取りの待ち時間は合わせて3時間以上もありました。
普段は読書や癌サロンというコミュニティで時間を潰すのですが、今日、その待ち時間に起こった出来事は生涯忘れられない出来事となるでしょう。
最近は、1日2冊の読書をしている私ですが、今日読んだ本は勉強している心理学の本なので、集中すると速読して30分程度で読みきれてしまいます。
知っている内容の部分は読み飛ばしても大丈夫なので早いですね。
1時間で2冊程読んでスマートフォンを車に置いてきた事に気が付きました。
家に居る時以外あまり触らないのでこのタイミングで(携帯が無い事に)気付くなんて面白いですね(笑)
しかしもうすぐ呼ばれそうなので読み返したりして待っていたのですが、やはり暇です。
心理学で学んだ観察方法で患者さんの病気や家庭環境を予想したりして楽しむのも良いのですが、私はふと隣に座ってるおじさんがこちらを気にしている事に気が付きました。
こちらが振り向けばもしかしたら目が合う状況だったので、その前に下調べをしてみました。
- 高そうな時計が左手首に。
- 髪の毛は短め。
- ジャケットに右手を入れている。
- 靴は機能的で軽い素材。
- 靴がすり減ってる。
- 爪が黄ばんでる。
これらの状況で推測したおじさんは
そして私は決めました。
よし、この人と心理バトルしようと。
しかし体が動きませんでした。手が震えるのです。
友達や親戚に心理バトルを挑んで遊ぶことはあっても赤の他人と勝負するのは初めてなのです。
手の震えが止まらなくてしばらく手のひらを眺めてました。
廊下を通る人がたまにこっちを見ているのを感じます。
簡単なゲームで普段から慣れている遊びなのですが、こんな事普通の人ならやらないと思うと緊張して動けないのです。
5分でしょうか、10分かそれ以上悩んだと思います。
悩んだ末、私はおじさんの方へ振り向きました。
私がソワソワしていたのを感じていたのか、やはりおじさんと目が合いました。
私は先程まで頭で考えていた台本を口にしたのです。
私:待ち時間長いですね
おじさん:長いなぁ…
私:私はもう1時間も待ってるのにまだ呼ばれません。
おじさん:俺もそれくらいだったかなぁ…10時には来たんだけど…私:退屈ですよねぇ…。そうだ、私とちょっとゲームでもしませんか?
小説のような展開に周りの患者さんの目が少し気になりました。
私:私が持ってる白と黒の本を置きますので、おじさんは1冊選んで下さい。後ろを向いてるので選んだら言ってください。選ばなかった本は右手の椅子に置いて下さいね。当ててみせますよ!
そう言って私は白い本を左手側に、黒い本を右手側に置きました。
おじさんが「選んだ」と言うので私は「白い本ですよね?」と答えました。
私の勝利です。
私は初めから白い本を選ばせるように置き方やゲームの説明で誘導をしていました。
先に左手側に白い本を置くのでおじさんの興味は白い本に行ったのです。
さっきから私の読んでいる心理学の本をちらちら見ていたのは分かっていました。
おじさんは「ほう、」と驚きましたので私はそれを機に「本等は読まれるのですか?」と話題を切り出すことに成功しました。
おじさんは暇そうにしてみえたので、ゲームをしなくてもそれくらいの世間話は出来たと思いますが、他人にゲームをしようともちかける経験は私にとって大きな一歩となった事でしょう。
おじさんとの会話は私の推測の答え合わせにもなりました。
「タバコは、今は吸われて無いんですね?」
そう聞くと、少しためらってから「そうだね」と答えます。
やはりかつてはヘビースモーカーらしく、最近までこっそり吸っていたそうです。
また、尿酸値も悪く、痛風に苦しんでいるそうです。
結婚指輪は見られなかったのですが、息子さんの話から既婚者だと言う事も分かりました。
しかし、奥さんの話もされず、病院まで1人で車で来たというので、奥さんの話題にはあえて触れない事にしました。
それにしても私の推測がここまで上手くいっていたのは嬉しかったです。予想するのは自由ですが、赤の他人から答えを聞くのは難しいのは当然です。
赤の他人にいきなり自己開示をしても返ってくるかは難しいです。聴き出すまでの過程で信頼を勝ち取るのがコミュニケーションと言う名の心理バトルなのだと体感しました。
病院での出来事はこれでおしまい。
……………………………………………
行きも同じですが、家まで車で帰宅をするのに2時間30分もかかります。
採血だけでこの距離なのでクタクタです。
その間に貴重な体験をしたので聞いて下さい。
私は、岐阜を出て帰る途中に
煽り運転に遭った
のです。
それは、片側2車線のほぼ直進に入るところの道路で起こりました。
信号が黄色になり、私は前の車と車4台分ほどの車間距離で走っており、前の車の時点で黄色だったのでゆっくりスピードを落としていくと、後ろからクラクションの長い音を轟かせながらピンク色の岐阜県19-55と書かれた軽自動車が私の後ろに加速してきたのです。
白状します。
これでは危ないので、仕方なく赤信号ギリギリで信号を通りました。
これで引き離せると思ったのですが…
ピンクの軽自動車は赤信号をガン無視でこっちに向かってきます。
しかし次の信号で5台の車が止まっていたので停車。
すると、ピンクの軽自動車は歩道に半分のりあげてこっちへ詰めてくるのです。
こいつはヤバい
きっと知能の低い脳筋のヤクザっぽい人なんだろうな…そう思ってミラー越しに見ると、運転手は、70代〜の白髪のおじいちゃんでした。
彼は、私が年配の運転手と思い込んでるのか、はたまた残り短い寿命を生き急いでるのか知りませんが、私を煽ろうとしていたのです。
もしかしたら岐阜市内で私が飛騨ナンバーだったのがカンに触ったのでしょうか?
いずれにせよ信号無視とあおり運転は迷惑行為です。
おじいちゃんであろうがヤバい人であろうがやってはなりません。
注意すべきなのです。
そう思っていても変わりません。
愚かな軽自動車はずんずんとあおり運転をしてきます。
次の赤信号が近付いた時に何とかしようと思い、停止して窓を開けて覗いてみたのですが見えませんでした。
軽自動車はまた左に乗り上げてこちらを伺っています。
偶然ミラー越しに目が合ったので、私は相手が図に乗ってる『くそじじい』と判断したので、強く睨みつけて、見えるように怒りのジェスチャーを示しました。
直後信号が青になったので進めて言ったのですが、先程のような煽りはされません。
交差点を曲がり、ついてきたのは分かったのですが車間距離が充分に空いていたのです。
その後、偶然にも行先が違っていたのでサヨナラする事になったのですが、それにしても怖い出来事でした。
一時的に威張っていたおじいちゃんだったので助かりましたが、気の強い大きな男の人とかだったらどうなっていたかと思うとやはり怖いですね。
今後も通院する際に同じ場所を通るので、今後そのような事が無いように対策を考えて見たいのですが、ドライブレコーダーが普及してきている今でも、それを防ぐのは少し難しいですね(; ・`д・´)
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ではではまた明日!
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