あなたはデートで彼氏(彼女)とどこへ行きたいですか?
よく私は恋愛の話で友達と盛り上がると必ずと言って良いほどこの質問をします。
すると、だいたいが以下のような場所になります。
- 映画
- 遊園地
- 水族館や動物園
- レストラン
また、時間は何時頃が理想かなどを聞いてみたりします。
よく、吊り橋効果を狙って遊園地のお化け屋敷に行くという人も居ますが、長期的に見るとあまり長続きのしない関係性になる場合があるので私はあまりお勧めしません。
では、いつ、どのような場所でデートをすれば良いのか…または友人関係に近付けたりと仲を深めるのにより効果的な条件とは何なのかを今回は紹介していきます。
目次
デートをする際、心理学的にオススメな場所や時間を知りたい方は『ランチョンテクニック』を。
関係性を深めたい方は『類似性の法則』を今すぐチェックして下さい。
好感度を上げる5つの法則
単に好きなだけだと思われている相手の行為をぐっと引き上げて恋愛感情に近付けるのに役立つ法則があるので今回はざっくりと紹介していきます。
- 返報性の原理
人は何らかの施しを受けると相手にそのお返しをしなくてはいけないという感情を抱く傾向があります。
例えば、自分の悩みや相談を聴いてくれた相手には、逆にその人の話をちゃんと聴こうとします。
- 話しを聞いてもらいたいならまず話を聞く。
- 親切にしてもらいたかったら親切にする。
これが返報性の原理を使った方法です。
好意の返報性
人は自分に好感を持つ人間に対して好感を持つというものです。
学校や職場で自分の事を見つめてたり声をかけてくる異性がいたら気になりませんか?
初めは何とも思っていなかったのにいつの間にか好意が芽生えてたなんてことがあります。これは相手の自分に対する好意、興味から自分も相手の事が気になってしまうという法則です。
人に持つ好意や嫌悪感情の事を対人魅力と言います。これを決定づけるものに好意の返報性等があるのです。
嫌悪の返報性
トラブル等で気まずい関係になったり、恋人の浮気を疑いネガティブなイメージを持ったら危険です。
好意とは逆に嫌悪の返報性というものもあります。
その効果も当然好意とは逆に悪いイメージを持ってしまうと相手も同じようにネガティブな感情になりやすいものです。
負のサイクルは危険で、例えば嫌な相手が居て、その人に対し苦手意識を持ってしまうとどうしてもその感情は相手に伝わります。
不満そうな態度や素振りを見せたら当然相手側からもネガティブなイメージを持たれてしまうのです。
ですが、可能ならそのネガティブな感情を忘れましょう。そして、好意とまでは言いません、せめて中立的な感情まで持っていく事で負のサイクルを断ち切れはずです。
- 近接の要因
場所の近いもの同士が親しくなりやすいという法則です。
例えば近所の同い年が『幼馴染』になりやすかったりだとか、席の近い人と仲良くなれたりとかはこの法則が働いているのです。
近接の要因は言わばチャンスです。
このチャンスを機に、自己開示のテクニックや類似性の法則等を使えばより良い関係になれるかもしれません。
また、好意の返報性にも書いてある対人魅力にも繋がってくるので、次に紹介する熟知性の法則も理解した上で好感度を上げるチャンスを掴められるようにしたいですね!
- 熟知性の法則
目にする回数が多いものに好感を持つという法則です。
例えば、喫茶店や通勤電車等でよく見かけるあの人が気になったりしてきませんか?
名前を知らないのに顔見知りは言ってしまえば友人になるかもしれない人という関係性です。
その相手に親近感や興味を持てば声をかけるきっかけになるのです。
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスは、卒業アルバムから選んだ顔写真を見せ、その顔に対する好感度を質問するという実験を大学生に行いました。
写真ごとに見せる回数を変えたたところ、見た回数が多かった写真ほど好感度が高いということが分かりました。
この事から、接触回数が多ければ多いほど好感度が高くなりやすくなることが裏付けられたのです。
- ランチョンテクニック
英語でluncheonとは『ちょっと気取った昼食』といった意味です。
この法則は昼食のように良い体験、気持ちの良い体験をした時の事はよく覚えているという人間の脳を利用したものです。
美味しいランチを食べながら会話(デート)をすれば、昼食の(美味しい)という気持ちと(デート、会話)と言った記憶が合わさって『楽しい会話』という記憶として残る(連合の原理)のです。
ビジネスの場では『パワーランチ』という言葉が最近浸透しています。
これは昼ごはんを食べながら行うビジネスミーティングの事です。
食事中に行う打ち合わせは非常に有効的で、食事をしている時としていない時を比べると、食事をしている方が圧倒的に好意を持たれやすいという心理を利用しています。
これもランチョンテクニックの技術を応用したものなのです。
また、ホームグラウンド効果という、自分の行きつけのお店など慣れている場所で行う交渉はよりリラックスして取り組むことができるのでより効果的になることも分かっています。
食後や夕方は人がもっとも『Yes』と言いやすい時間なので、取引に交渉をするならこの時間もオススメです。歴史的に有名な政治家や独裁者が行ってきた演説もこの時間帯で行われることが多かったのです。
要するにデートをするなら行きつけのレストランで昼食をとって、午後2時くらいまでには告白をして楽しい場所を2人きりで歩くのが心理学的にオススメだろうと言えます。
- 類似性の法則
趣味や考え方が似通った人同士が仲良くなれる傾向があることを言います。
よく考えれば友達の趣味や考え方って結構似てたりしませんか?
友達が一人もいないのなら別ですが、大体は好きなアニメやゲームだったりと自分と似た共通点をもつ友達が多いと思います。
これは友達だけでなくパートナーにも言える傾向で、マッチング仮説を提唱したバーシャイドらによると、人は自分より魅力的な人に拒否されるのを恐れ、自分より魅力的でない人を拒否する結果、似た者同士のカップルが誕生しやすいいうことなのです。
よって、類似性の法則で恋愛が進展することが言われています。
しかし、結構など人生レベルに長く関わってくるものになると『相補性』が必要です。
相補性とは類似性の逆に、相手似合って自分に無いもの、逆に自分にはあるけど相手には無い長所を補えるものです。
自分とは違うものを持っているような相手とは長いスパンで見ると家庭環境も上手くいくというものです。
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まとめ
今回紹介したテクニックを実践すれば、あなたは普段よりも有利に取引が上手くなったり人から好感を得られるようになることでしょう。
まずはチャンスに気付く事から考えてみましょう。相手と『共通点』があれば類似性の法則を使って話を広げ、好感度を上げるチャンスに繋がります。
家が近かったり、職場や席が近いのなら近接の要因が働いているので好意の返報性を働かせて、相手に興味や好感を持ってもらいやすくなります。
取引の時間は食事中もしくは昼食後が良いでしょう。相手にYesと言って貰いやすくなります。
恋愛、ビジネス、人間関係といった多くの場面で使える心理テクニックを知ることであなたは今後の人生を思い通りに過ごせる力を身につけたという事になるのです。
ところで、あなたは異性に対する感情は好意なのか、はたまた恋愛の感情なのか分からなくなった事はありませんか?
こちらの記事ではそんな『LIKEとLOVE』の違いを心理学的に解明にした研究から分かった事実や、それを元に作られた心理テストを紹介していますので是非チェックしてみて下さい。
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