癌になって半年間の入院を余儀なくされた私は、文字通り半年間の暇な入院生活を乗り越えて今に至ります。
検査入院では、数日間の入院生活という事なので個室で快適に過ごす事が出来ました。
とはいえ検査という名の手術で痛い目にあったので、まる2日身動きが取れなかった訳ですが、それでも快適に過ごせてのは事前にノートパソコンを購入したという事が理由の一つにあるのです。
モチベーション
まだ10代だった私にとって、入院生活は暇で仕方がありませんでした。
読書や教科書を読んで勉強する事は好きですが、特に勉強は入院生活中は全くモチベーションが上がらず、「この勉強って意味があるのかな、役に立つのかな?」というようなノイローゼに繋がって正直勉強するのが怖かったです。
何故なら入院する前は、学校で沢山勉強して、成績を良い方向に維持して大学編入や、なりたかった教員の資格等を手に入れたかったので、風邪をひいても、調子が悪くても学校に行き、必死に勉強していたからです。
端的に言うと努力が無になったというトラウマが私のモチベーションを削ぎ落としていたということなのです。
なので勉強は一切手をつけませんでした。
それどころか、入院のおかげで留年が確定したので、辞めました。
いいんです。
今でも後悔していません。当時の自分は無理に頑張りすぎていたのだと言う事を入院生活を通して私の教訓となったのです。
そして、入院生活では、今まで頑張った分休憩してやる!と思うことにした訳です。
なので入院中は時間に追われたり、焦ったりするようなことはありませんでした。
寝たきり生活の暇潰し
長期入院なので大部屋に引越し、家から着慣れたパジャマや枕、新しく買ったノートパソコン等を持ち運んで準備完了!
さてさてこれから長い入院生活の始まりです。
手術無しの薬だけ、あとは気力での闘病生活なので、鬱になったり病んでしまうより笑顔で楽しく過ごしていきたいですよね!
なので私がとった暇つぶしはお笑い鑑賞です!
オススメの芸能人
特に好きなお笑い芸人さんは
です!
ドリフはもうレジェンド級なので誰もが知っていると思いますが、流れ星やラーメンズもとても面白いので友達にオススメしています(*`・ω・´)
パソコンやスマホでも見ることができるので便利ですよね!
ちなみに流れ星は、私の地元と出身が同じなので凄い親近感があり、最近は売れているので地元でも大人気です!
ちゅうえいさんの1発ギャグと瀧上さんのツッコミやアテレコが独特でどハマりです!
ちなみに瀧上さんが書いたエッセイ『肘神様が生まれた街』はAmazonでも発売されているので良かったらリンクの方もチェックしてみて下さい(*`・ω・´)
ラーメンズと言えばニコニコ動画でも有名な「千葉滋賀佐賀」や、「日本の形シリーズ」が有名ですね!
公式アカウントがYouTubeなので公開しているので是非チェックしてみて下さい!
https://youtu.be/M8KfKAsao-Y
バニー部
これはとてもシュールで自由なネタなので予想外の動きが見られて面白いです(*`・ω・´)
片桐仁さんは、現在ドラマや展覧会などでも活躍しているのでテレビで目にする機会があると思います。
小林賢太郎さんは、劇場や公演等の活動に力を入れているそうで、公式サイトでその動きが見られますね!
映画鑑賞
もちろん動画鑑賞はお笑いだけではなく映画鑑賞も楽しめます。
私はジェイソン・ステイサム主演のアクション映画が大好きなので、病院の中で血で染まるド派手なアクション映画を見ていました笑
ちなみにGyaOでは無料で映画鑑賞ができるのでオススメです!
https://gyao.yahoo.co.jp
悪質な海賊版サイトや違法アップロードしたYouTubeは見るだけでも犯罪なので注意していきたいですね!
ちなみにアニメも無料でみられる公式サイトがあるのでチェックしてみて下さい(*`・ω・´)
私は幸運にも近くにTSUTAYAがあったので、検査結果が良好で、身体の調子が良い時は外に出て最新映画をレンタルしてノートパソコンでよく見ていました!
入院中は映画が身放題なのでそう考えると天国かもしれませんね!
情報共有
入院生活中、なかなか部屋から出る機会は無いのですが、検査や院内のコンビニに出かける時は部屋から離れます。
それだけでも暇つぶしにはなるのですが、そこから学んだ時間の有意義な使い方を体得したので紹介します(*`・ω・´)
サロンやコミュニティーで交流
癌サロンという癌患者やその家族の方が集まって交流するスペースが私のいる病院にありました。
最初はカウンセリングやスピリチュアル的なつまらない信仰でもしてるのかなーとあまり期待していなかったのですが、顔を出したら全然違う環境でした。
ここでは「実際に癌になった人の治療体験談」や「闘病生活での知識」を直で聞くことができるという貴重な環境だったのです。
もちろん中には闘病生活の苦痛や身内への苦悩を話す人も居ますが、そういう時はアウトプットしたり、さり気なく聞き流して他のことをしたりして自分へのメンタルの負担を減らすというふうに対策をしました。
要するに貴重な情報を得たり、不安を聞いて貰えるという心のケアができる場所だったのです。
当然癌のことばかりではなく、近くのカフェの事や美味しいお店の話題で楽しむなどリラックスできる話題もできるので落ち着きます。
毎日通って常連になってくると、「おばちゃんまだ元気なのねー!」とか自虐や病気を皮肉ったジョーク等を言い合って回復へのモチベーションにもなってくるので悪くないなと思います。
注意しておきたいのは、ネガティブな話ばかり聞いたり話したりすると余計に落ち込んでしまうので、周りのことを考えつつお互いのメンタルのためにもポジティブな話題を心がけたいですね!
相手と分かり合えると病気の心配や相談もしっかり話し合えるようになるので、会話スキルも勉強し、実践しておきたいですね!
他の患者さんと交流
コンビニの帰りに私はいきなり声をかけられました。
「若いのに車椅子で大変だねぇ」
振り向くと、そこにいたおじさんは、足をにギプスをつけて、車椅子に座って1階を眺めていました。
そんな彼を見て私は思わず
「いえいえ、私は大丈夫です。」
と返事をしました。実際は軽い熱があったのですが、それでも強気な返事をしたのはやっぱり相手が同じ入院患者だったからかも知れません。
そして、お互いの事情や世間話、おじさんは仕事の話なんかもしたり楽しそうな様子で私に色々話してくれました。
病室では体験できないイベントなのでこんな会話も私にとって有意義な時間となりました。
その後おじさんと会うことはありませんでしたが、今でもあの時の会話を忘れる事がありません。
親切にする事
ある日、いつものコンビニから帰る時、テーブルに車椅子を寄せて座っていたおじいさんが明らかに困った様子でいました。
通る人は皆、他の患者の付き添いや家族で、誰一人声をかけていなかったのですが、暇な私はその人に声をかけることにしました。
80か90歳のそのおじいさんは、私に「バナナを食いたいんじゃが袋が開かない。」と言いました。
よく見るとそのおじいさんが開けようとしている袋は開け口の反対側だったので、向きを変えて開封してあげました。
ありがとう。とおじいさんが例をして無事に解決。良かったなーと思った私に続けておじいさんは「じつわな、わしはシニアマラソンで1位を取ったことがあるんじゃ」等と世間話を持ちかけてくれました。
身体にガタがくるまで元気な方で、楽しそうに話す様子は私に元気をくれました。
このような出来事に何があるという訳ではありませんが、何故か不思議と得をした気分になるのでした。
話すということは時間と不安を忘れされてくれるので、入院生活では人との交流は最適だと学んだのです。
……………………………………………
最後に 入院生活とは
コミュニティーで交流をした方から聞いた話の幾つかは「小説よりも奇妙で奇跡的な話」ばかりでした。
なかには白血病を克服したおじいちゃんや末期癌を半年で直した人の話等を聞くことがあります。
テレビで見ると嘘っぽいなー。と思ってしまいがちな話題なのですが、これの凄いところは、その話をしている人は当の本人なんですよね。
本当に驚かされる話を聞けるので病気になって良かったなんてことも思ってしまうことだってあります。
何故なら多くの医者や看護師が身をもって体験することが出来ない経験ができるからです。
今なら言えるのですが、やはり、入院生活は人生をより有意義なものにするチャンスなのです。
……………………………………………
ブログランキングやってます(*`・ω・´)
今回の記事を気に入ったら下の画像をポチッと!
人気ブログランキング
こゆサーアンテナ
https://blocir.com/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCIZTGCsPhEn1RkUDYSFXILg
MHF_Z専用垢
https://twitter.com/BurasutMHFZ?s=06
メイン垢
https://twitter.com/BurasutFurase?s=06
サイトトップ
http://burasutdiary.hatenablog.com
ブログサークル
https://blogcircle.jp
https://blogcircle.jp/commu/16/topic/1