今回はSNS上でのストレスや他者を批判する事で良い事なんてあるのかを複数の論文を参考にしつつメタ分析した記事にしました!
それにしても、エスピナス辿異種は普通のエスピナスを馬鹿にしているのでしょうか…。
そんなことを考えているBurasutです( ˘ω˘ )
もくじ
誰もが1度は自分のことを棚に上げて人を非難したことがあるかも知れませんが、今回はそんなネガティブな話題や偉そうな態度を振る舞うことで自分にどのような影響があるのか調べてきました!
予備知識
コーピング
…ストレスに対する対処。いわゆるストレス発散
カテゴリカル因子分析
…連続したデータの分析や推定する方法
(以下の論文では重みつき最小二乗法やプロマックス回転というものが行われたのだ。)
SNSによるストレス
面白そうな信州大学の研究を2つ見つけてきましたので、論文で分かったことを紹介します。
自分を棚に上げて他者を批判するストレス
今回の記事で1番興味深いのはこの自分を背伸びして見せることで他者よりも優位に立とうとするという行為による影響や心理的ストレスはどのようなものなのかという事です。
そこで信州大学の岡本卓也さんの論文を見ていたところ、SNSストレス尺度の因子分析の結果に求めていた結果がありました。
社会的比較ストレスと背伸びストレス
この2つのストレスカテゴリーの概念は非常に似ていたのですが、心理的な方向性としては全く違うものとして扱われています。
社会的比較ストレスは、楽しそうな投稿等を見ると嫉妬をしてしまい、悲しくなったり、自分より幸せそうだと感じてしまうという劣等感を抱えるものです。
それに対して背伸びストレスは、自分の良い面などを見せようと無理にポジティブな自分を演出するという煩わしさというストレスなのです。
背伸び
何か良いことを投稿しなければと、無理に背伸びをしてしまう
SNSでは、自分を良く見せなければいけないような気がして煩わしい
充実した自分をSNS上で演出するために、無理をしてしまうことがある
社会的比較ストレスがやばい
研究の結果、SNS利用の動機がどのようなものであろうと、全体的に社会的比較ストレスを感じる事が気分状態に強い負の影響を与えることが分かりました。
特に、欲求解消や暇つぶしを目的とした人にはその影響が強く、情報収集を目的とした利用の場合は影響が小さいという結果になりました。
他者を批判した事があるか調査した結果
SNSで他者を批判した事とその度合いを調査中
— Burasut&Eunus (@BurasutFrase) 2019年8月13日
TwitterにてSNS上で他者を批判、または自分を棚に上げて他者を批判したかをアンケートで調査しました。
100人以上の方が回答した結果、約半数が批判した事があると回答。
残り半数がした事がないと回答し、残りが分からないという結果になりました。
このアンケートから私のTwitter利用者の約半数は精神健康的に悪影響が強い目的でSNSの利用をしている可能性が高いことが分かりました。
また、自分を棚に上げて批判する行動は背伸びストレスとは概念が異なるものの、自らを他者より優越した地位にしようと発言する煩わしさから背伸びストレスと似た影響があるのでは無いかと考えられます。
SNSでのトラブル
総務省がSNSでの起こりがちなトラブルの内容を調査していたので少し引用します。
経験したトラブルの内容をみると、「自分は軽い冗談のつもりで書き込んだが、他人を傷つけてしまった」、「自分の発言が自分の意図とは異なる意味で他人に受け取られてしまった(誤解)」、「ネット上で他人と言い合いになったことがある(けんか)」、「自分の意思とは関係なく、自分について(個人情報、写真など)他人に公開されてしまった(暴露)」が比較的高くなった。
SNS上のトラブルは、人間関係によるトラブルが多く、自分の発言が他者を傷つけたり誤解を生んで発展していく場合がみられました。
また、先程の論文でもあったように他人と喧嘩をしたり愚痴発言をするというストレス反応が高い動きもありますね。
嫉妬を力に変える方法
他者を批判したり、批判されたりすることで生じるストレス反応の他、楽しそうな発言から発生する社会的比較ストレスは決してよろしいものでは無いということが分かっているのでそれを少しでも良い方向へ変えられるようにできるのかも調べてみました。
「あの人は幸せそうだ…」
等といった社会的比較ストレスによる嫉妬や「ひがみ」の感情には利点もあるのです。
それは「欲しい物が明確になる」という事です。
嫉妬をする理由は他者が自分に持っていない物を持っているからであり、仮に他者が自分に興味の無いものを持っていたのを見たとしても嫉妬という感情は湧かないでしょう。
ですので、嫉妬という感情が湧いたのであれば、それをストレスとして捉えるのではなく「目標が見つかった」と捉え、努力の目標が出来たのだという考え方に持って行けるはずなのです。
しかし、多くの人は自分が嫉妬しているという事実を受け入れることが出来ずに、嫉妬した相手を攻撃してしまうという無意味で愚かな行動をしてしまうのです。
この記事を最後まで読まれた賢明なあなたならSNSで精神健康的に悪影響を及ぼしているかもしれないと分かったら、そのストレスを分析し、適切なコーピングを行えるようになっているでしょう。
引用・参考文献
SNS上におけるコーピングが精神的健康に及ぼす影響
佐藤広英 (信州大学)
宮脇奈々美(長野市役所)
SNSストレス尺度の作成とSNS利用動機の違いによるSNSストレス
岡本卓也(信州大学)
【総務省】第2部 ICTが拓く未来社会
第2節 ソーシャルメディアの普及がもたらす変化
(3)SNS上でのトラブル経験
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242230.html
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