最近Twitterに登場する『チー牛(チーズ牛丼を頼んでそうな顔の陰キャ)』ですが、不覚にも私は彼から黄金の精神を感じるのです…。
彼は「3色チーズ牛丼の特盛りに温玉付き」を注文するのですが、そこで閃きました。
世界の200種以上のチーズを混ぜてチーズ牛丼を作れば彼は陽キャになれるのではないかと。
そこで私は早速書店に駆け込んで、世界のチーズに関する資料を購入してきました。
目次
ちなみに、『3色チーズ牛丼特盛』は1354kcal。
使われているチーズは、
- レッドチェダー
- エグモント
- モッツァレラ
の3種のみとなっています。
たった3つでこれだけのカロリーです。活発な成人男性の1日の消費カロリー3000kcalの半分を大体これだけで補えます。
さて、そんな高カロリーなチーズを200種にまで増やしたら一体どうなるのでしょうか…。
7タイプのナチュラルチーズ
どうやらチーズは大きくナチュラルチーズとプロセスチーズに分類されるそうです。
そこで、ナチュラルチーズ辞典(監修:信州大学大学院・農学研究科教授 大谷元)を参考に調べてみました。
見出しの通り、ナチュラルチーズには7種類のタイプに分類されます。
- フレッシュタイプ
- ウォッシュタイプ
- シェーブルタイプ
- 白カビタイプ
- 青カビタイプ
- セミハードタイプ
- ハードタイプ
これらのタイプ分けは、チーズの性質はもちろん、製造過程にも大きな違いがある事が分かりました。
チーズのタイプ
フレッシュタイプ
乳酸菌やレンネットで凝乳し、水分を切って熟成させないチーズです。
水分が多く柔らかいのが特徴で、牛乳っぽい濃厚な味わいを楽しめます。
ウォッシュタイプ
ワインやビール、塩水などで熟成させるチーズです。
外皮が強烈な臭いなので取り除いて食べるのが一般的。
ナポレオンも好んだチーズのタイプがこれです。
シェーブルタイプ
山羊の乳から作られる歴史の長いチーズ。
本場フランスでは150種以上ものチーズがシェーブルタイプのものです。
ちなみにエジプト遠征に負けたナポレオンはこのタイプのチーズがピラミッド型だったので、てっぺんを切り取った事から台形のような形のチーズが生まれたという話があります。
白カビタイプ
出来たてのグリーンチーズの上にカビの胞子が入ったスプレーをかけて熟成させます。
フランス産カマンベールが有名なチーズです。
青カビタイプ
大理石のような見た目をした、青カビを用いて熟成させるチーズ。
強烈な刺激臭と、強い塩味をもつチーズが一般的です。
世界三大ブルーチーズとして、
が有名です。
まろやかな風味のチーズも最近は流通しているので、興味のある方はお試しあれ。
セミハード・ハードタイプ
圧搾して水分を切りまくって熟成させるチーズ。
水分の割合でセミハードかハードか別れる。
プロセスチーズは主にセミハードタイプが原料。
3色チーズ牛丼のチーズのタイプ
3色チーズ牛丼のチーズがどれに分類されるのか紹介します。
レッドチェダー
水分が少なく、長期保存が可能なレッドチェダーは『ハードタイプ』のチーズです。
熟成するほど風味が強く、味わい深いチーズですね!
このタイプのチーズには
等が知られています。
- エグモント
ネットではあまり確かな情報が得られませんでしたが、セミハードタイプだと言われています。
チェダーチーズとゴーダチーズを特徴が合わさったという点から、水分量がセミハードで妥当なのでしょう。
- モッツァレラ
水分の多いモッツァレラは『フレッシュタイプ』です。
日本でも多く製造されており、他にもクリームチーズやマスカルポーネ等も同じフレッシュタイプのチーズです。
.......
つまり、3色チーズ牛丼は
- フレッシュタイプ
- セミハードタイプ
- ハードタイプ
3色のタイプのチーズを楽しめるという事ですね!
ちょっと嬉しいかも?
世界のチーズを入れてみよう!
3色チーズ牛丼にはカビで熟成させるチーズが含まれていない事が分かりました。
有名なのが白カビタイプのカマンベールや青カビタイプのゴルゴンゾーラですね!
カマンベールチーズはクリーミーで濃厚な味わいを楽しめるので牛丼とは相性が良さそうです。日本でも多く製造されているので、馴染みのあるチーズですよね!
しかし、海外のチーズは次元が違います。
世界の様々なチーズを混ぜれば7つのタイプのチーズを一度に楽しめる最高の牛丼になるのではないでしょうか?
面白そうです。
例えば、先程書いたゴルゴンゾーラは強烈な臭いと程よい塩味をもっています。
ゴルゴンゾーラにも種類がありますが、何も知らずに食べると最悪な目に遭うかもしれないのでご注意を。
チーズ大国は『????』
1人あたりのチーズ消費量ベスト3は以下の通りです。
- ギリシャ(28.7kg
- フランス(24.5kg
- ドイツ(21.9kg
2008年度
では、生産量ベスト3はどこでしょう?
Twitterではこのようなアンケートをとりました。
https://twitter.com/BurasutFrase/status/1264390407703519232?s=19
フランスが大差でトップですね!
チーズといえばヨーロッパなイメージが強いらしいです。
しかし、実際は違いました。
- アメリカ(481万t
- ドイツ(199万t
- フランス(181万t
(2006年度)
アメリカがダントツで生産している国でした。
やはり、広大な土地で牛を飼育出来るから有利なのでしょう。
消費量はヨーロッパ諸国に負けていますが、普段からチーズたっぷりのハンバーガーやピザを作っているイメージが強い国なのにそれを超えてくるヨーロッパのチーズ文化は恐ろしいものです。
混ぜてみたいチーズ
世界中のチーズを混ぜれば面白そうなチーズ牛丼になると確信しています!
イメージ
まずは世界3大ブルーチーズですね!
ブルーチーズ特有の香りが牛丼の匂いを支配する予感がしますがまあいいでしょう。
デンマークはクリームチーズが有名な国なので、モッツァレラと同じタイプのチーズだから安心です。
デンマークを代表するエスロムはセミハードタイプのチーズで、デンマークはもちろん、世界各地に輸出されるほど流通しているチーズです。
デンマーク料理 - Wikipedia
ここからは各国のチーズをリストにまとめてみました。
フレッシュタイプ
棒状のクリームチーズにブラックペッパーがまぶしてあります。
フレッシュチーズを塩水につけて熟成させてるので塩辛い。
白カビタイプ
- ルパイエ(フランス🇫🇷)
- バラカ(フランス)
フランス語で馬蹄という意味です。見た目が馬蹄です。
- 神戸チーズ(日本🇯🇵)
熟成するほどコクが増す日本のカマンベール。
青カビタイプ
- ブルー・ド・アドナイ(日本🇯🇵)
北海道産のブルーチーズ
ウォッシュタイプ
- ショーム(フランス🇫🇷)
- ピエ・ダングロワ(フランス🇫🇷)
シェーブルタイプ
- ヴァランセA.O.C.(フランス🇫🇷)
ハードタイプ
- ラクレット(スイス🇨🇭)
- グリエール(スイス🇨🇭)
- パルミジャーノ・レッジャーノ(イタリア🇮🇹)
チーズの王様。銀行で担保として預けられるほど長い熟成年数がかかります。
セミハード
もしも全てのチーズを混ぜてみたら
書くとキリがないほど多くのチーズがありますが、様々なチーズ200種類を1種あたり5g程度の配分で混ぜたらどうなるのでしょうか?
チーズといえば高カロリーと言われています。
なので、全てのチーズのカロリーを平均して計算してみたら分かりそうです。
日本食品成分表(2015年版(7訂))によると
- モッツァレラ(276kcal)
- プロセスチーズ(339kcal)
- パルメザン(475kcal)
- カマンベール(310kcal)
- ゴーダ(380kcal)
- チェダー(423kcal)
100gあたり
平均して300〜350kcalに落ち着く様なので、この様に計算してみます。
300(kcal)×0.05(5g)×200(種類)
すると、1キロ分のチーズだけで
3000kcal
になりました。
1種類10gならその倍になる計算です。
さらに牛丼特盛り(1030kcal)を合わせて
4030kcal
になりますね!
実際はもっと多くなるかもしれませんが、1キロでこのボリュームは恐ろしいですね。
こんなにチーズを食べたら陰キャとか陽キャ以前の問題になりそうな予感がします…。
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参考文献
日本食品成分表(2015年版(7訂))
ナチュラルチーズ辞典(監修:信州大学大学院・農学研究科教授 大谷元)
Wikipedia
デンマーク料理 - Wikipedia
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCIZTGCsPhEn1RkUDYSFXILg
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